【中小企業診断士】開示請求の方法を解説!
中小企業診断士試験がひと段落した人にとって「自分は何点取れていたのか?」というのは気になるところだと思います。
マーク式の1次試験は何となくわかると思いますが、2次試験については正確に自分の点数を知るためには開示請求をする必要があります。
ということで今回は開示請求の方法を簡単に解説していきます!!
開示請求の対象
開示請求の対象となるのは直近5回以内に合格発表があったもののみです。
とは言っても5年以上前の試験結果を開示しようと思う人は少ないと思うのでほとんどの人は気にしなくて大丈夫です。
ただし、「合格発表があった」という部分はかなり重要です。
「合格発表があった」とは2次試験の口述試験の合格発表があったということなので、毎年12月下旬になります。
2次筆記試験の合格発表がある12月上旬に開示請求をしてしまうと、合格発表がない回の開示請求をしている状態となるので手続きが後回しにされてしまい、なかなか開示結果がわかりません。
本来なら開示請求の条件を満たしていないので開示されなくても文句は言えませんが、中小企業診断協会の優しさで書類を保管してくれた上で、条件を満たした請求がひと段落したら手続きしてくれます。
これではかなり時間がかかってしまうので、必ず「合格発表後」に開示請求しましょう。
開示の範囲は
・受験番号
・受験した科目ごとの得点
・受験した科目ごとのランク(第2次試験の筆記試験についてA~Dで表されたもの)
この3点です。
開示請求で準備するもの
開示請求の時に必要な提出書類は
1、保有個人情報開示請求申請書
2、本人確認のための書類
3、住民票の写し
4、返信用封筒・切手
この4点です。
1、保有個人情報開示請求申請書
これは中小企業診断協会のHPの中にあるFAQからダウンロードできます。下のリンクを押したら一番下までスクロールしてください!
「中小企業診断士試験にかかる保有個人情報の開示請求の申請手続きについて」
というところをクリックまたはタップすると1の申請書が含まれるwordファイルがダウンロードできます。
こちらがダウンロードできたらあとは指示に従って書くのみです!
ここで、1次試験と2次試験両方の開示請求をしたいという人はこちらの申請書部分を2枚印刷して、1次試験に〇をつけたものと2次試験に〇をつけたものを作成したうえで同じ封筒に入れることで一度に申請することができます。
1枚の申請書の1次試験と2次試験の両方に〇をつけてもいいのかもしれませんが、「いずれかを〇で囲んでください」と書いてあったので僕は2枚用意しました。この方法でしっかり1次・2次ともに開示されました。
複数年度の試験をまとめて開示したい場合も開示したい年数分の申請書を作成すれば確実だと思います。
2、本人確認のための書類
これは運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどのコピーを準備すればOKです。
3、住民票の写し
これも市役所などに行って申請すればすぐもらえます。マイナンバーカードを持っていればコンビニのコピー機でも取得できるので本人確認のための書類をコピーするついでに用意できますね!
注意点は
・開示請求の前30日以内に作成されたもの
・市役所などで発行された原本
・申請者本人のみが記載
・マイナンバーの記載がないもの
これだけ気をつけて準備してください!
4、返信用封筒・切手
封筒のサイズは12cm×23.5cm以内、切手は404円分です(簡易書留320円を含む)。
あとは封筒に自分の名前と住所を書けば準備完了!
おまけ
ちなみに令和元年度に受験した僕の開示請求の結果をおまけで公開します。
1次試験、2次試験両方を開示した場合はこのように開示されるという参考にしてください。
2次試験の点数がしっかりとわかるのは嬉しいですね!
僕は手応えと全然一致していませんでした笑
事例4の足切りを覚悟していたので予想外に点数が良くて救われています。
1次試験はマーク式ということもあってすべて自己採点と一致していました。
中小企業経営・中小企業政策が危なすぎました~(笑)
皆さんもぜひ開示請求をして頑張った自分を褒めたり、もっと頑張れるように課題を見つけたりして役立ててください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは!