学生診断士(仮)の日記

独学で中小企業診断士に合格できた現役大学生がゆるく情報発信していきます。

【中小企業診断士】大学生でも合格できる!?現役大学生合格者が徹底解説!!


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中小企業診断士試験は

大学生でも合格できる?

 

このページにたどり着いたということは

そう考えている人が多いのではないでしょうか?

 

今回は中小企業診断士試験に合格した現役大学生の僕が徹底解説していきます!

 

 

大学生でも中小企業診断士試験は合格できる!!

 早速結論ですが、

大学生でも十分合格することができます!

 

それは僕が合格しているという事実からだけではなく

ちゃんとした理由があります。

 

そもそも大学生の合格が難しい理由として挙げられるのは

社会人として働いた経験がないということです。

 

これについては半分正解、半分間違いだと僕は思います。

実際にデータを見てみましょう。



第1次試験

  合格率  
  大学生 全体
令和元年度 10.46% 21.00% -10.54%
平成30年度 9.81% 16.09% -6.27%
平成29年度 7.90% 15.44% -7.54%
平成28年 8.29% 12.36% -4.07%
平成27年 9.25% 18.66% -9.41%
平成26年 10.06% 16.41% -6.36%
平成25年度 8.45% 15.47% -7.02%
平成24年 12.55% 17.41% -4.87%
平成23年 7.19% 12.25% -5.06%

 

 

第2次試験

  大学生 全体
令和元年度 14.86% 17.66% -2.79%
平成30年度 18.18% 18.18% 0.00%
平成29年度 25.53% 18.59% 6.94%
平成28年 26.00% 18.55% 7.45%
平成27年 18.75% 18.40% 0.35%
平成26年 19.05% 23.43% -4.38%
平成25年度 16.22% 17.92% -1.70%
平成24年 26.37% 24.24% 2.13%
平成23年 13.43% 19.07% -5.64%

 

 

 これを見ると大学生より社会人の方が有利な資格のように見えますよね?

実際に第1次試験に関しては大学生が社会人の合格率を上回っている年はありません。

 

では大学生には合格が難しいのかというとそうとも言えません。なぜ大学生の合格率が社会人の合格率を下回っているかを理解したうえで、大学生の強みを発揮できれば十分合格できます!!

 

では実際に現役大学生として中小企業診断士試験に合格することができた僕が、なぜ合格できたのかについて説明します!

 

理由① 時間

 大学生が社会人と比べて圧倒的に有利なもの

それは「時間」です!!

 

こちらの記事でも少し触れていますが

どんな資格試験においても勉強時間が確保できるかは合格を大きく左右します!

 

平日は毎日7~8時間働いている社会人に比べると大学生は暇です。笑

 

授業が3コマくらいあってもせいぜい5時間程度ですし

そこまですべての授業で体力を使うわけではないですよね?

 

アルバイトがあったとしても夜にある程度元気が残っていることが多いと思います。

放課後や夜の時間を活用することで十分勉強時間を確保することができます!

 

大学生なら大学の図書館など勉強に集中しやすい環境も身近にあるので、効率的に勉強をするという点においては社会人より恵まれた環境であると言えるでしょう。

 

時間があるとは言っても本気で合格を目指すならある程度サークル活動や遊びをセーブして時間を投資する覚悟は必要です。しかし、投資する時間を持っているということは大きなアドバンテージです!

 

自己投資の一つとして時間をかけられるという人は決して社会人の方々と戦えないということはありません。積極的に挑戦することをおすすめします!

 

 

理由② 試験慣れ

大学生は当然「試験」というものを学生生活の中で多く経験しますよね。

大学入試で一般受験だった人は中小企業診断士試験もかなり似ている部分があります。

 

例えば第1次試験は7科目のマーク試験、

そして第2次試験は4科目の論述試験です。

 

これを聞いてピンと来る人もいるかもしれませんが、この構成は国立大学の受験とほぼ同じです。

 

5~7科目のマーク式センター試験(もう終わっちゃいましたね)、

3~4科目の記述式2次試験

 

すごく似てますよね?

 

私立大学でも3科目程度のマーク試験、記述試験がありますよね!

 

大学生の皆さんはこのような試験を少なくとも4年以内に経験しています。試験を受ける上での時間配分や進め方、会場の緊張感には慣れている人が多いと思います。

 

また、試験に向けて集中して必要なことを覚えたり、応用したりする点は普段から試験勉強で行っている頭の使い方と同じなので試験対策のスピード感が違うと思います。

 

脳の働きは高3~成人くらいにピークが来ますが、大学生の皆さんはほぼピークですよね!これは個人差が大きいですけどアドバンテージであることは間違いありません。

 

普段から試験慣れしているため勉強方法が確立されていて、脳の働きも絶好調なら文句なしです!

 

試験勉強においても、本番にしっかりと実力を発揮するということにおいても大学生が有利になることが多いです!!

 

 

理由③ 経験に左右されない

中小企業診断士試験においては

大学生が不利な点として挙げられることが多い

「経験」ですが、

 

これは捉え方によっては大学生に有利に働くことがあります。

 

実際に大学生の合格率と社会人の合格率を比べでてみましょう!

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1次試験では社会人に比べて大学生の合格率が全体的に低くなっています。

では2次試験ではどうでしょう?

 

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このグラフを見ると

2次試験では大学生が社会人に比べて高くなっている年も多いです!

 

この差は試験の性質に関係があります。

 

1次試験では知識を網羅的に学び、問題を解いていくので

社会人経験と関連する科目が1科目でもあるとかなり有利になります。

 

特に学問的な科目(経済学・経済政策など)に比べて

実務的な科目(経営情報システムなど)は用語になじみがあるだけで学習スピードは大きく変わるので社会人に有利な場合が多いです。

 

しかし、2次試験では知識の応用力が問われます。

これは社会人も学生もあまり関係ありません!!

 

正確に言うと

2次試験は1次試験を突破した人だけが受験するので、知識の差はほとんどありません。

 

2次試験では純粋に知識を事例に当てはめて考えることが重要です。

社会人として経験がある場合、経験の中で確立された

「自分のやり方」が答案に表れてしまうことも多いでしょう。

 

現実世界で成功事例をたくさん経験した方法でも

試験では学問的、論理的に助言できなければ点数になりません。

 

経験がない大学生は助言の材料が学問的に学んだ知識だけしかないので、経験に左右されずに理論に忠実な答案を書ける人が多いです。

 

これが2次試験で大学生の合格率が社会人の合格率を上回る現象が起きる原因です!

 

 

最後に

ここまで読んでみて中小企業診断士試験は大学生でも十分合格を目指せるものであると感じてもらえましたか?

 

少しでも興味がある大学生の皆さんは

社会人経験がないからと言って諦めてしまうのはもったいないです!

 

就職活動でも社会人として働き始めてからでも、役立つ場面がとても多い資格です!

ぜひ挑戦してみてください!!

 

勉強を始めるにあたって何を使えばわからないという人は

以下の記事の後半ににおすすめの教材をまとめているのでチェックしてみてください!

 

今後おすすめの教材は実際に使った感想も含めて

1次・2次ともに詳しくまとめようと思っているので

「こんな情報が知りたい」という要望がありましたらコメントで教えてください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

それでは!